豆の仲間は世界で約18,000種類あり、そのうち、食用の豆は約70~80種類あります。
日本で栽培されているのは大豆、いんげん豆、そら豆、えんどう、落花生、小豆等があり、
それぞれに多くの品種があり、それぞれの豆に個性があります。
そして、私たちが思っている以上に多くのものに利用されています。
こちらではよく食べられている豆を中心に、日本では栽培されていない海外の豆もご紹介していきます。
豆のいいところもたくさんご紹介していきます。
小豆の仲間
【小豆】
日本での小豆の用途のほとんどは、和菓子の餡と甘納豆。たんぱく質と食物繊維が豊富。ポリフェノールも他の豆よりも多く含まれ、身体にとってうれしい効果がたくさん。
【大納言】
小豆の種類のひとつ。小豆のなかでも特に粒が大きいものが大納言小豆になります。ふっくらとして色つやがよく、煮ても皮がくずれにくいため、豆粒の形をそのまま生かした粒あんや、甘納豆、赤飯に使われます。
インゲン豆の仲間
【金時豆】
鮮やかな赤紫色のものと白色のものがあります。粒が大きくて形、味がよく、煮豆に最適といわれています。
【手亡】
真っ白な花を咲かせ、種皮も美しい白色の小粒のインゲン豆です。ほとんどが白あんに用いられます。
大豆の仲間
【大豆】
種皮が黄白色~黄色の黄大豆のことを指します。自給率は低いながら全国的に栽培され、国産品はほぼ全量が食用になります。
【青大豆】
種皮が淡黄緑色~濃緑色の大豆で、緑大豆とも呼ばれています。きな粉、煮豆、ひたし豆などに用いられます。
【黒豆(北海道産)】
種皮が黒い大豆で黒豆の呼び名が一般的です。ふっくらと煮たものはお正月料理にかかせません。お茶に加工されるものもあります。
【黒豆(丹波産)】
黒大豆の中でも兵庫県丹波地方発祥の極大粒なもので、表面にろう粉と呼ばれる白い粉が吹いているのも特徴の1つです。
その他
【ひよこ豆】
ひよこに似た形の豆で「ガルバンゾー」と書かれる場合もあります。ほくほくした食感が人気です。
【レンズ豆(皮付き)】
直径4~8mmほどで凸レンズのような平たい形が特徴です。カレーやスープ、煮込み料理、サラダなどに使われます。
【レンズ豆(皮無し)】
皮をむいたレンズ豆はオレンジ色で、皮がついていないためホロホロとした食感になります。